Postcard from CPH
まずは、CPHオープンのウェブサイトをチェックして、どんな大会なのか、どんな体験ができるのかを知っておいてほしい。このイベントのバックストーリーは、設立された2007年にさかのぼる。当初は「スカンジナビアン・オープン」と呼ばれ、CPHの創設者たち（ウィリアム、ケルド、サイモン）はほぼ毎年、世界中からスケーターやスケート関係者をコペンハーゲンでの忘れられない1週間に招待してきた。
噂によると、ダニエル・スタンコビッチことジャガボルツがこのコンセプトの考案に大きく関わっているという。イベントのプログラムは公式サイトでは一切公開されていない。この狂気のイベントに参加するには、インターネット上のスケートボード・フォーラムを深く掘り下げるか、業界関係者を知る必要がある。これは多くの人にとって厄介なことだが、これが毎年このイベントをアンダーグラウンドかつミステリアスなものに保つ方法なのだ。
火曜日の朝、コペンハーゲン空港に到着し、チェックイン用の荷物を待っている間に少なくとも20人のスケーターを見かけた。スケートボードがいかにポピュラーになったかは明らかで、この街は世界でも有数のスケートボードのデスティネーションとしての評判を得ている。CPHオープンのクルーは、地方自治体やコミュニティと協力してスケートボードを受け入れてきた。その結果、街には数多くのスケートパークやストリートスポットができ、スケートにフレンドリーな都市環境となった。Røde PladsのD.I.Y、Jarmers Plads、Dream Spot、City Hall Square (Rådhuspladsen)など、コペンハーゲンに到着して最初に目にするスケートスポットが満載だ。
コペンハーゲンは豊かな歴史と活気ある文化を持つ美しい街だ。コペンハーゲンにはたくさんの見どころがあるが、まず最初にすべきことは自転車を手に入れることだ！そして、コペンハーゲンの象徴的な景観であるニーハウン、歴史的なクリスチャニア、イスラエルのプラッズ、ミートパッキング地区、そして隠れたヴィンテージショップやカフェを探検しましょう。この街はまた、ミシュランの星付きレストランや伝統的なデンマーク料理など、素晴らしいフードシーンでも知られている。
ライズは会場の真ん中にスケートをできる台を作るという素晴らしいアイデアを思いついた。というのも地面がかなり荒れていて、ひび割れだらけだったからだ！午後7時の開場と同時に大粒の雨が降り始めたが、平日にみんながリッピングしているのを見て、みんなスケートしたくてたまらない様子だった。会場でのスケートセッションは開場から閉店の23時半頃まで続いた。Solo x DbのスペースでプレイしていたローカルDJデュオのプレイも良い雰囲気とエネルギーに大きく貢献していた。レッジでは自発的に2つのベストトリックコンテストを開催し、ブラウリオとリノが優勝した。たくさんのクールなトリックが繰り広げられたが、私のお気に入りはバックサイド・ノーズブラント。
とても楽しかったし、これ以上の満足はない。
関係者全員に心から感謝している。ケルド、ウィリアム、サイモンには、この旅に参加することを可能にしてくれたことに特に感謝している。コペンハーゲンでのクレイジーな1週間を体験することを、スケートボードファンのみんなに100％薦めたい。
つづく…
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